2012.05.04 ~ 現在に至るまで

東日本大震災の被災地支援活動につきまして

2012年以降の被災地復興支援活動について

2011年3月11日、東北地方で起きました「東日本大震災」につきまして、 被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。

私たちは、この未曽有の災害の被害に遭われた方々に対しまして、 何かご協力できないかという念にかられ、 弊社では災害支援対策本部を設置してIT企業として、 東日本大震災被災地における住環境改善、通信環境支援、 中小事業者向け事業再生支援ポータルサイトの運営を会社として取り組むことを決意し、 その傍らで人的な支援活動も行いたいという志を持った社員たちが集まり、 自ら率先し企画して支援活動を行うことを始めました。

復興支援活動開始
被災地の子供を元気に-復興支援活動画像

当時報道されていましたように、この震災における東北の方々の秩序ある行動、 助け合いの精神は広く世界の知るところとなり、感動を呼んでおりました。 この状況の中で冷静に行動されていた東北の方々に対しまして私たちができることは本当に限られておりますが、 考えているよりも何より行動をおこして被災された皆様に何かお役にたてることはないかと思い、 できることを探し、お手伝いさせていただきたいと心より思って活動を行って参りました。

2011年4月に初めて東北地方に入った際に惨状の光景を目の当たりにした私たちは、 東北の方々に一日でも早く復興してもらいたいという思いで社員有志による具体的な被災地支援活動を2012年5月から開始しました。 そしてその活動は現在もなお継続して行っております。

商店街復興支援活動画像
炊き出し復興支援活動画像

当初は、被災地の復興商店街の活性化を目指してホームページの作成をボランティアとして行っておりました。 特に宮城県気仙沼市の気仙沼復興商店街様(南町紫市場:現在の「南町紫神社前商店街」) や福島県いわき市久之浜町の浜風商店街様(現在はそれぞれが店舗として独立) には何度も足を運ばせていただき、地元商店街の活性化のために微力ながら様々なお手伝いをさせていただきました。

そんな中で同じ志を持って気仙沼に支援活動に来られていた 「医療法人社団水生会 柴田病院」様の炊き出しや医療相談や健康診断、 メンタルヘルスケアなどのお手伝いをさせていただいたり、 また多くのボランティアの方々と一緒に支援活動を通じて様々な事を勉強させていただいたりする中で、 日本の若者たちの情熱と素晴らしさも実感致しました。

被災地の子供を元気に2-復興支援活動画像
被災地の子供を元気に3-復興支援活動画像

また私たちは、 被災地支援活動を通じて東北の方々を元気づけたいという思いで支援活動を行ってきましたが、 逆に私たちが東北の方々の温かな心に触れることができ、人間としての大切なものを得られました。 人としての「幸せ」というものは、お金で買うものではなく、 人と人とのふれあいから溢れ出るものと実感しています。 ですから今でも東北の皆さまにお会いしたくなるのです。 そして今年もまた東北に行きます。

弊社の経営理念は「赤心」であり、絆を大切にする社風があります。 これは仕事でも私生活でも人が人らしく幸せに生きていくために、 とても大切なものだと思っています。

私たちはこれからも人と人との交流を通じて社会に貢献していきたいと思ってます。